WFではメガハウスブースにご来場の皆様、まことにありがとうございました。

おかげさまで展示物も物販も大好評でして、特にマガツイザナギとか、思いのほか女子ユーザーにご好評いただけててびっくりしてしまいました。

次にメガハウスは月末のキャラホビに出展いたしますので、ぜひこちらにもお越しください。きゅぴーんチョッパーもあるよ!

 

さてみなさんこんにちは。鞄の底にデザインナイフの刃が落ちていて、それに気づかず指つっこんでしまって指先ざっくり切ってしまった原型師のキバヤシです。まあたいがいの切り傷は瞬着で止めるんですけどね。

 

さあ前回からの続きですよ。今回は後頭部を作りましょう。

このメガちゃんみたいに、後ろ髪がギザギザしてるキャラってどういうふうに作るのか?っていうと、これは結構難しい表現だったりします。

もしお悩みな方々がいらっしゃいましたら、少しはご参考になるかなーと思います。

 

さてまずはうなじのギザギザを作りましょう。画像かそのへんに落ちてたワックスのかけらです。

その両面にワックスペンをなでつけてやり、全体を柔らかくしてやります。温蔵庫であたためるのももちろん良いんですけど、

時間が惜しかったりめんどくさかったりするときはけっこうこの方法を使います。

 

 

 

んでこれをおもむろにメガちゃんの後頭部にくっつけてやります。

設定画のニュアンスを拾いつつ、立体として破たんの無いよう注意してギザギザを切り出していきます。さらっと書いてしまいましたがこれはもう慣れしかないので手を動かしてみてください。一発で決められる人は存在しないので、安心して何度でもやってみることをおススメします。

模型の技術はそのまんま修正・修理の技術と言えます。修正はあってあたりまえですから、うまくいかないからってすぐに投げ出すのは損ですよ。

同様の作業を繰り返して後頭部をざっと形出ししてしまいましょう。

 

 

 

はいこんな感じです。なんだかジューシーなマンゴーみたいですね。左右対称につくってあるのは。全体のバランスやボリュームを崩さないためでして、これをベースにタッチを入れていきます。

横から見るとこんなふう。

過去作だとQBナナエルの後頭部が全く同じ方法で作ってあります。あんな方向を狙ってると思ってください。

 

そんなわけで続きは次回へ。

 

きりしまのプラモ早くほしいなー。