さてみなさんこんにちは。今週末はキャラホビですね。我がメガハウスももちろん出展しておりまして、

充実した展示&物販をお楽しみいただけると思います。

個人的にはCFCのアークエンジェルブースター装備なんかが楽しみですんで

ご来場のみなさんの中にこっそりまぎれて買おうとか思っている原型師のキバヤシです。

 

最近ダンバインが空前のマイブームです。トミノさんの作家としての増長と挫折を一気に楽しめるなんてこの作品くらいですよ。

DVDがあんまり面白いんでついカッとなって旧キットのレプラカーンをいじり始めてしまいました。成果はいずれお見せします。

 

さて前回からの続きですね。後髪の造形です。

切りそろえた髪にタッチを入れていきます。

線を入れたり、ボリュームつけたり削ったり。このへんはもうフィーリングでやってしまいます。

前回、マンゴーのように切りそろえたのはこのためでして、あらかじめバランスをとっておいたら

ここでフィーリングにあわせた造形を始めても全体的なバランスは意外と崩れないからなんですよ。

 

ここで新しく道具のご紹介。

「刷り込み刷毛」です。ハンズで…いくらだろう?前の会社で支給されて、辞めるとき汚いから持って帰っていいよって言われて

そのまま使ってるヴィンテージですので値段はくわしくわかりません。高くはないと思われます。

 

これで表面をぐりぐりと撫でまわし、削りカスなどを粗くこそぎ落とします。

そうするとだいたい表面がこんな感じになります。まだ細かいカスがのこってますね。

これを刷り込み刷毛にベンジンを含ませて表面をきれいにしていきます。

ここで持ってたらうれしいアイテムがこの「ハンドラップ」。

毎度汚くてすみません。写真がゆがんでおりますが、実際はもっと三角形です。

これにベンジンをためておくと、ふたを叩けば適量のベンジンが出てくるという便利な道具です。

これがあると片手で作業できるので持っていると良いでしょう。たしかハンズで¥2kしなかったはず。

 

このあとに、ベンジンで湿らせたティッシュとかウェスとかで表面を磨いてあげましょう。

横からの写真しかないのですが、後髪けっこうきれいになってますでしょう?

 

さて次回は頭部のアクセサリー作るか投げっぱなしの胴体やるか。お楽しみに。