みなさんこんにちは、原型製作のキバヤシです。
こないだ他のワックス使いの方にご紹介いただいて、このたびワックス造形における新兵器を投入する運びとなりました。
その名も「ワックスなめらかー」
渡辺篤志のNAが聞こえてくるくらい小林製薬スピリッツあふれるそのネーミングセンスにまずは惚れてください。
これはいわゆるガストーチの一種で、先端から吹き出す熱風でワックスを温め、表面をてろーんと溶かしていく感じといいますか。
今回はこのワックスのブロックをフィギュアの上腕的な何かに加工してみようと思います。
ちなみにこのワックス、現在試験的に使用しているものでハンズとかで売っているものです。
ワックスの特性をもったPVCみたいな質感のものなので僕のワックスよりかなり硬めで表面を均すのに結構体力使うのですよ。
まずはデザインナイフでザクザク削ってやります。
金定規で表面をざっと均してあげます。ここで「ワックスなめらかー」を投入します。
角のたった部分を丁寧に塗りつぶすような感じで全体をあぶってやります。
てろーん。
エアブラシの細吹きでクリアーを吹いていくようなイメージを想像していただけたらなと思います。穴が開いてるのはワックスが中に含んでいた気泡が出てきたためです。
これを埋めてやってざっと表面をベンジンで拭ってあげると…
なーう!!!!!(古い)
はい綺麗になりました。便利!!!!
というわけで、結構ガス喰うかもですがおもしろ便利なアイテムのご紹介でした。
現在進行中の原型から実戦配備してりまして、ふだんとちょと違った表現ができるので大変重宝してます。
ネットでぽちったのですが、¥7kくらいで入手できると思います。ガスボンベは¥0.6kくらい。
メガちゃんは次回以降で。今回はこれまで。