さてみなさんこんにちは。暦の関係でずいぶんとお久しぶりでした。原型担当のキバヤシです。

 

 

さて前回の続きになります。

前回、パーツと箱底面との接着が外れてしまい、シリコンから浮かんでしまいました。

さあどうしよう?といったところで終わってしまいましたが、

そんなときもあわてず騒がずそのシリコンにまたシリコンを注いで硬化を待ちます。

こんな感じ。

さあここからは造形の神に祈る時間です。

普段の行いに思いをはせつつナイフでシリコンを開きます。

許された!!!!

底面からはがれたパーツはそのまま直上に浮かび出しただけでした。運が悪いと、いえ普段の行いが悪いと

パーツはあらぬ方向を向いてシリコンに埋まっています。しかもワックスだからシリコンとり直しは不可能(後述)ですので

その状態のまま無理やりキャストにせざる負えないのです。最最悪、パーツごとワックスから作り直しになったりします。

 

今回は底面方向にナイフで切れ目入れてゲートを作るだけで済みそうです。よかった。

そうしてキャスト流して、パーツは綺麗に抜けました。

全パーツはこんな感じ。

そしてこれが先ほどシリコンを取り直すことはできないといった理由になります。

もうばらっばらです。でもすぐにリサイクルはぜず、もしものためにとっておきましょう。

以前キャストにしたパーツを紛失して、シリコンも無理に取ってたので廃棄してしまってたことがありまして、

泣く泣く締切3日前にワックス段階から作り直したパーツがあるのです。

 

はい、そんなわけで全部キャストになりましたので次回からは仕上げの方を行っていきたく思います。