こんばんは、皆の衆。
クイーンズブレイド仙人じゃ。
さて、先週3月27日秋葉原で第六弾発売を記念して
「第3回ゲームジャパンカップ」が開催されたわけじゃ。
春先なのに未だ肌寒い中、朝早くから並ばれた御仁も多く、
大会参加者30名によるスイスドロー5回戦が行われ
盛況のうち幕を閉じた。
第五弾環境の締めくくりとも言える「第三回ゲームジャパンカップ」
それでは、大会の結果発表といこう。
優勝 5勝0敗
準優勝 4勝1敗
3位 4勝1敗
「第3回ゲームジャパンカップ」を制したのは
シズカをマスターキャラにした緑&青の混色デッキじゃ。
準優勝者は3位と同率ポイントなのじゃが、
試合終了時の残りライフの合計で準優勝となっておる。
今回の優勝者じゃが、第四弾が発売されてから
ひたすらシズカをマスターとして使い続け
研究を重ねたデッキでの優勝だそうじゃ。
さて、入賞者デッキを紹介する前に
大会のデッキ傾向を説明しよう。
これが、使用マスターの一覧じゃ
バランス 17名
レイナ3、トモエ3、エリナ0、アイリ4、アレイン7
パワー 4名
リスティ1、ユーミル2、カトレア0、クローデット1、アナリスタ0
スピード5名
エキドナ0、イルマ0、ナナエル1、ノワ1、シズカ3
スキル4名
ニクス0、メナス0、メルファ1、メローナ1、アルドラ2
見ての通り圧倒的にバランスが多く、
残りの3つはほぼ同列じゃ。
特にアレインマスターが突出しておる。
以上の点を踏まえ、入賞者のデッキレシピを紹介し
解説していくとしよう。
優勝デッキ
デッキ名 ニンジャ クール ジャパン
マスターキャラ シズカ
ライフ1>5
No397 シズカ ヒノモトの絆
No410 シズカ 跳躍
No405 シズカ 背後をとる
No413 シズカ 腕を負傷
No415 シズカ バランスを崩す
デッキ 42枚
シズカ 11枚
No395 シズカ 甲魔忍法肉花火×2
No404 シズカ ボディを負傷×3
No405 シズカ 背後をとる×3
No410 シズカ 跳躍×3
スピード 11枚
No076 エキドナ 気配を消す×3
No156 ナナエル 休息×3
No172 イルマ ダガーを投げる×3
No290 ノワ 休息×2
バランス 20枚
No017 レイナ 背後をとる×2
No370 レイナ 必殺!ドラゴンファング×2
No027 トモエ 後ろ向きになる×3
No030 トモエ 上段突き×1
No116 エリナ 防御しながら攻撃×3
No118 エリナ 飛びずさり、腸詰を食べる×1
No225 アイリ なぎ払い×3
No379 アレイン ハリケーンフューリー×2
No388 アレイン 背後をとる×3
では、優勝者のデッキを見てみるとしよう。
「アレイン ハリケーンフューリー」「アイリ なぎ払い」
「シズカ 甲魔忍法肉花火」とコンセプトはオーソドックスな
焼き対策を除去して焼くデッキとなっておる。
第四弾発売直後によく見かけたデッキじゃが、
第五弾の発売とともに他のデッキタイプに
押されて減少していったデッキじゃ。
さて、他のシズカデッキと異なる点を見ていくとしよう。
まず、必ずと言って良いほど入っている「イルマ ブラックローズ」が
1枚も入っておらず、代わりに「イルマ ダガーを投げる」が3枚、
そして「シズカ 跳躍」がライフとデッキにフル投入されておる。
これは、バランスとスピードのアビリティ5を無理に確保せず
デッキの安定と回転率を重視した結果じゃろう。
ドローが多いデッキの天敵である「聖なるポーズ:天罰」に対し
「イルマ ダガーを投げる」が軽くて序盤から無理なく使用でき、
ミニオンやなぎ払い等が増えた中、「シズカ 跳躍」「シズカ ボディを負傷」で
更地にされた後からでも容易に再展開できる構築がされておる。
苦手なデッキタイプを分析し、大会傾向を読んだ
見事な調整と言えよう。
続いて、準優勝者のデッキを見てみよう
準優勝デッキ
デッキ名 されど、女王は悪魔と踊る
マスターキャラ アルドラ
ライフ1>5
No493 アルドラ 拘束を解く
No367 アルドラ 上段スイング
No443 アルドラ 女王の威厳
No368 アルドラ 腕を負傷
No369 アルドラ 打たれてバランスを崩す
デッキ 40枚
アルドラ 13枚
No442 アルドラ ミニオン召喚×2
No443 アルドラ 女王の威厳×2
No493 アルドラ 拘束を解く×2
No495 アルドラ デーモンズブレイド×3
No497 アルドラ 閃光の宝玉×1
No504 アルドラ 背後をとる×3
スキル 14枚
No096 ニクス 火球連弾×2
No100 ニクス 飛びずさり、薬を飲む×2
No187 メナス 包帯縛り失敗×3
No202 メナス 背後をとる×1
No358 メルファ 聖なるポーズ:天罰く×1
No562 メルファ 聖なるポーズ:神秘×2
No292 メローナ 吸収して巨大化×1
No311 メローナ 背後をとる×2
パワー 13枚
No043 リスティ 下段突き強打×1
No053 リスティ 背後をとる×1
No057 ユーミル フルスイング×1
No072 ユーミル 背後をとる×2
No143 カトレア 背後をとる×1
No536 カトレア ダウンスイング×1
No258 クローデット 飛びずさり、霊薬を飲む×2
No473 アナリスタ ジャイアントスイング×1
No483 アナリスタ 背後をとる×3
「アルドラ デーモンズブレイド」をはじめ
貫通系のカード、焼きカードを数多く投入しているデッキじゃ。
優勝者と同様、全体的にパワー5、スキル5の重めのカードを
減らしデッキの回りを良くしているのが特徴じゃ。
貫通力、ロール、焼き、ロック、手数と盛りだくさんの構成で
嵌まれば大抵のデッキを打ち崩せる。
ただし焼きや排除には弱いので出す順番、
手札に残すカードには気をつけるんじゃ。
3位デッキ
デッキ名 ヒノモト"スーパースター"ロック
マスターキャラ トモエ
ライフ1>5
P.013 トモエ 守護結界をはる
No025 トモエ ボディを負傷
No020 トモエ ヒノモト式両断蹴り
No027 トモエ 後ろ向きになる
No030 トモエ 上段突き
デッキ41枚
トモエ 7枚
No027 トモエ 後ろ向きになる×3
No035 トモエ 背後をとる×3
No030 トモエ 上段突き×1
バランス21枚
No017 レイナ 背後をとる×3
No370 レイナ 必殺!ドラゴンファング×2
No111 エリナ 捕獲して攻撃×1
No116 エリナ 防御しながら攻撃×3
No118 エリナ 飛びずさり、腸詰を食べる×2
No225 アイリ なぎ払い×3
No230 アイリ 透明になる×3
No233 アイリ 上段スイング×1
P039 メローナ2Pカラー基本の構え×3
スキル 13枚
No098 ニクス 灼熱焔弾×2
No100 ニクス 飛びずさり、薬を飲む×2
No202 メナス 背後をとる×2
No302 メローナ 槍で突く×2
No311 メローナ 背後をとる×2
No352 メルファ 聖なるポーズ:天罰×3
第3位のデッキは、先攻で「メルファ 天罰」を
出して相手のドローを封じるデッキじゃ。
範囲除去、天罰で足を止めたあと、着実に削っていくのが
価値パターンとなっておる。
全体的にドローが多い中、着実に勝ち進み、
第四回戦に優勝者と対戦し惜しくも3位となったわけじゃ。
第3回ゲームジャパンカップ、
半分以上が青いデッキの中、
優勝シズカ、準優勝アルドラ、3位トモエという
結果になったわけじゃ。
確かに、強いデッキは存在するが
予想され対策されると中々うまく勝てないのも
トレーディングカードゲームの醍醐味じゃ。
第六弾が発売され環境はさらに予想不可能と
なってきておる。
今後、どのようなデッキが全国大会予選を
勝ち抜いてくるか楽しみに待っておるぞ。
それでは、また来週。
ごきげんよう~