2011.05.11 12:59
第二回 ワックスでフィギュアを作ってみよう
こんにちは、原型師のキバヤシです。
前回4月16日の更新以来一ヶ月振りの更新になります。
さあいよいよ作業に入りましょうか...と思ったら肝心なことを忘れておりました。
ポージングの選定に入ってなかったのです。
僕は今までポーズ案はイラストで何枚か描いてこのキャラは
こんな風だからこうこうこんなポーズで、
なんてやっていたのですがこれって結構効率が悪かったのです。
ポーズごとに一枚一枚描いていくわけですから。
次は市販の可動フィギュアとか使ってポーズを考えようとしたのですが、
これだと可動フィギュアのモチーフのキャラにイメージを引っ張られてしまい、
なんだか訳が分からなくなってしまうので中止。
そこで今度は粘土を使ってのポージングを試してみることにしたわけです。
アルミの針金を適当に切り、インダストリアルクレイを盛りつけます。
人型にできたら完成。なにやら図工の時間のようです。
粘土が温かいうちは自在にポーズを決める事ができます。
いろいろいじってみまして、今回はわりとスタンダードな立ちポーズで行く事にいたしました。
実はこのインダストリアルクレイ、かなり作り込む事ができるんですよ。
本日発売になる月刊ホビージャパンさんで発表になる僕の新作の首から下がこの粘土で造形したものでしてそれをシリコンに取り、ワックスに置換して仕上げをしていっております。
原型師さんによってはこのインダストリアルクレイだけで納品レベルのものが作れるらしいのですよ。 僕はそこまで出来ないんですが。それでは今回はこの辺で。
次回から実作業に入ります。
前回4月16日の更新以来一ヶ月振りの更新になります。
さあいよいよ作業に入りましょうか...と思ったら肝心なことを忘れておりました。
ポージングの選定に入ってなかったのです。
僕は今までポーズ案はイラストで何枚か描いてこのキャラは
こんな風だからこうこうこんなポーズで、
なんてやっていたのですがこれって結構効率が悪かったのです。
ポーズごとに一枚一枚描いていくわけですから。
次は市販の可動フィギュアとか使ってポーズを考えようとしたのですが、
これだと可動フィギュアのモチーフのキャラにイメージを引っ張られてしまい、
なんだか訳が分からなくなってしまうので中止。
そこで今度は粘土を使ってのポージングを試してみることにしたわけです。
アルミの針金を適当に切り、インダストリアルクレイを盛りつけます。
人型にできたら完成。なにやら図工の時間のようです。
粘土が温かいうちは自在にポーズを決める事ができます。
いろいろいじってみまして、今回はわりとスタンダードな立ちポーズで行く事にいたしました。
実はこのインダストリアルクレイ、かなり作り込む事ができるんですよ。
本日発売になる月刊ホビージャパンさんで発表になる僕の新作の首から下がこの粘土で造形したものでしてそれをシリコンに取り、ワックスに置換して仕上げをしていっております。
原型師さんによってはこのインダストリアルクレイだけで納品レベルのものが作れるらしいのですよ。 僕はそこまで出来ないんですが。それでは今回はこの辺で。
次回から実作業に入ります。